ハイレゾポータブルDAP(Digital Audio Player)のCAYIN N5を買いました。



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雨後の筍の如く、次々と登場する中華DAP。
CAYIN N5もそんな商品の一つです。
価格高騰著しい半島DAPに対し、中華DAPはスペックの割に価格がリーズナブルです。
といいつつ、音楽はスマホで聴く人が多い時代に、音楽しか聞けないプレーヤーをわざわざ別に買うという病人にとってリーズナブルなだけで、普通に考えたらアホらしいお値段がします。
これは昨今のトレンドであるDSDネイティブ再生、バランス駆動ヘッドホン出力を備えつつ、手の出しやすい価格帯でリリースされ一部で話題になった機種です。


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DACは旭化成エレクトロニクスの最新チップ、AK4490EQを採用しています。
チップ単体でSNR120dB 768kHz/32bitを誇るVERITAブランドのプレミアムDACです。
すっかり海外メーカーに席巻されてしまったオーディオDACの世界で、唯一気を吐く国産LSIというのがちょっと嬉しい気分。
アナログ部もなかなか強力で、ハイインピーダンスで鳴らしにくいゼンハイザーHD650も余裕でドライブできるパワーがあります。


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Lotoo PAW Goldとの比較はこんな感じ。
CAYIN N5の縦横は大きいですが、厚みがそれほどないのでポケットへの納まりは悪くありません。
ともにエアクラフトグレードのアルミ合金削り出しボディを謳っています。
まるで鈍器のようなPAW Goldに比べると、CAYIN N5はそこまでの塊感はありません。
でも質感は思ったより良い感じ。ボタンがチープなPAW Goldに対して、CAYIN N5はボタンもしっかりメタル素材で、手にしたときの落胆感もないです。
価格が5倍近く違いますが、CAYIN N5のサウンドはなかなか気に入りました。
その辺はまた後日。