DP-S1を使い始めてまだ1週間程度です。
このサイズに慣れてしまうと、もうDP-X1Aには戻せない気がしてます。


DP-S1_20170418
DAPの音質関連設定は基本的にほとんどいじらず、デフォルトの状態で使うことが多いです。
でもDP-S1の場合、Hi-bit32をONにして、アップサンプリングを最高まで有効にしてます。
この状態はいわゆる「リアルタイムニセレゾ」モードということですね。
あまり潔くない気がするので、今までのDAPでは類似の機能を有効にしたことがなかったんです。
しかしDP-S1の場合、これらの設定が非常に好印象。
44.1KHz/16bitのCDクオリティの音源なら再生時に176.4KHz/32bitに変換されて再生することができます。
これでソースにない音が復活して聞こえるわけではありません。しかし聴感上の音質が明らかによくなります。
中域の滑らかさがアップしてボーカルが前に出てくるようになり、さらに音の分離が改善します。そして高域の伸び感がぐっと向上して聞こえるんです。
On/Offを繰り返しながらなんども聴き比べ、DP-S1ではこの機能を有効にした状態で使うことに決めました。
デジタルフィルタはシャッキリクッキリなSHARPのままですが、ここはSHORTの音質も捨てがたくて試行錯誤を繰り返してます。
ロックレンジアジャスト、これは私にはあんまり変化が感じられず。もう少しいろいろ試す必要があります。

ただ、バッテリーのもちがかなり厳しいかも。
通勤で毎日約2時間20分の使用で、電源オフせず再生停止状態で使うと1日おきに充電が必要な感じです。
未使用時には電源オフして使うときだけ電源オンしても起動は早くストレスは少ないものの、前回再生停止した位置がリジュームされなくてホーム画面に戻ってしまうため、実用的ではありません。 リジューム機能をつけるか、スリープ的な省電力モードで未使用時のバッテリー消費を最小化して欲しいところです。