先日導入したFX-AUDIO- TUBE-01Jは噂に違わず音を生き生きと演出してくれる聴き味の良さを感じさせてくれます。
TUBE-01Jの電源は外部ACアダプターでDC12Vを給電するタイプですので、やっぱりトランス式のACアダプターが欲しくなります。
しかしヤフオク落札品といってもそこそこいいお値段がします。電源がアンプ本体の数倍になってしまうこともあり、代用できそうなものを探してみました。


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サウンドハウスがトランス式のACアダプターをいくつか販売しているのを発見。それも激安!
とりあえず取り寄せてみました。12V 2AのトランスACアダプターです。(2台あるのは特に意味なし)
スイッチング方式のACアダプターに比べたらものすごくデカくてそして重いです。
そして外観と作りはめっちゃチープ・・・・(苦笑)
ま、安いので問題ないです。


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とりあえず無負荷で出力を計ってみました。公称12Vですが16V以上出てます。
このACアダプターは非安定化出力なのでこんなもんでしょう。つまり定格の2A流した時に12Vになるっていうことです。
このまま使うには忍びないので、悩んだ末に・・・


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素晴らしい性能ですっかり定番となっている秋月電子通商の超ローノイズ・プログラマブル電源キットです。 
これはTI製の低ドロップアウトシリーズレギュレーターICを使った電源コントローラです。
素の状態だと基板上の入力と出力のターミナルが同色だったので、ブルーのターミナルを一つ買ってきて色を分けてみました。
そしてC1の電解コンデンサ(47μF 50V)は、オーディオ用のニチコンMUZE KZ(47μF 50V)に変更しました。
少しでも音質向上につながるように・・・


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基板むき出しで使うわけにもいかず、タカチのアルミケースに入れます。
そして少しでもPdを稼げるよう、ヒートシンクも基板裏に貼りつけました。
ケースに入れてしまうと味気ないので、電源の出力状態がわかるように、電圧計と電流計までつけてみました。
メーターを付けるには45mm径の穴をあける必要があるのですが、ホールソーがないのでドリルでたくさん穴をあけてくり抜いたあと、軸付砥石を電動ドリルにつけて穴を整え、最後にヤスリで仕上げました。
裏から見ると汚いですが、メーターを付けた表から見たらわからないのでとりあえずOK。
中身はこのとおりスッカラカンですが、アナログメーターが2つ並べられるサイズのアルミケースは秋月にはこれしかなかった…


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完成しました。
なんかカッコいいです。
秋月にはデジタル式の電圧電流計モジュールもあるのですが、それには当然マイコン含めたロジック回路が載っています。
わざわざアナログ電源装置を作って、その電源ライン上にノイズ源となりそうなものを加えたくなかったので、レトロなアナログ式のメーターを採用した次第。


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さっそくTUBE-01Jにつないでみます。
入力側の電圧は14.71Vでした。


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出力側は12.03V。いいですね。


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入力側の波形も見てみます。整流後出力なので周波数は100Hzジャスト。
うわっ、すごい電源リップル。非安定化出力とはいえ、この波形はひどすぎじゃない?
サウンドハウスのトランスACアダプターは電解コンデンサの容量が全く足りてない感じでしょうか。


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出力側の波形です。
素晴らしい。さすが秋月電子の超ローノイズ電源キットです。見事に安定化出力になりました。


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我が家の「プア」オーディオのTUBE-01Jの電源として設置。
電圧は約12V、電流は240mAくらいを示しています。
スイッチング電源に比べると、やはりちゃんとトランス方式の良さが感じられます。TUBE-01Jは電源で音はけっこう変わりますね。
なんだかんだでパーツ代が結構かさんで製作の手間もかかりましたが、結果的には満足です。