TUBE-01J再び・・・


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TUBE-01Jの続インプレッションではなくて。
6月の初旬にNFJ FX-AUDIO- TUBE-01Jを買ったばかりなのに・・・


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NFJがLIMITEDなんていう限定品を出しやがりました。(苦笑)
最初から真空管の6J1に軍用選別管が付属するだけでなく、コンデンサや抵抗に高音質オーディオ用パーツが使われて、さらにボリュームもグレードの高いパーツが使われてます。
電源部のフィルタも強化されています。TUBE-01J LIMITEDの存在を無視しようとしましたが、これはもう看過できない!?
そもそも普通の中華TUBE-01をNFJがチューンナップして回路を改良して日本向けに輸入しているのが「J」モデルなのに、さらに「J LIMITED」なんて反則だよなぁ。
パーツ(特に軍用選別管)が入手できないから限定数しか用意できませんって、いつものNFJさんの限定詐欺商法にまんまとはめられたわけです。トホホ~


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左がTUBE-01Jで右がTUBE-01J LIMITEDです。
外観上は正面のLIMITEDのレーザー刻印だけの違いです。
分解すると保証が効かなくなるので真空管を外したところから中の基板を覗いてみます。
確かにカップリングコンデンサがフィルムコンデンサに変更されていたり(写真の青いところと黄色いところ)、一部の抵抗が変わっていたり、TUBE-01Jには部品が取り付けられていないインダクタがいくつか追加されていたりと、地道なチューニングが施されているようです。
それと、TUBE-01J LIMITEDのボリュームはクリックがなくなりました。このほうが歓迎されるんでしょうが、私はどちらかというと小気味よいクリックが指先に伝わるTUBE-01Jのボリュームの感覚が好きでした。
でもボリュームの抵抗値も変更され、それが音質面で良い方向に変化があるみたいです。
使い心地(回転角と音量の変化量)もこちらのほうが好ましいと思います。


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さっそく我が家の中華プアオーディオシステムにつないでみます。
下のレトロな箱は自作のトランス式安定化電源です。TUBE-01J LIMITEDの電源として使います。
TUBE-01Jにもオプションの軍用選別管を使っていたし、LIMITEDといっても音の違いなんかわからないだろうなと思っていました。
しかしまあ、これ、明らかに違いますよ音が! 一聴してかなり明るい音色に変化しました。比較するまでは気づきませんが、TUBE-01J+軍用選別管はほんのわずかに中域に霞みがかかっています。それがLIMITEDはスカッと晴れています。
全体にふくよかさと艶感が増して、弦楽の演奏などぞくっとする響きと余韻が加わりました。
LIMITEDなんて反則だろと思いますが、まあこれを聴いちゃうと、いいかと。
今でもアナログ信号系統に余分なアンプやコネクタ類をかますのは邪道だと思っています。しかしその余分なTUBE-01Jをかますと明らかに「いい音」に聴こえてしまうのです。
オーディオはつくづく理屈やスペックじゃないよなぁと実感するわけです。じゃなければ昨今真空管アンプなんていう前時代的で明らかに電気的特性が劣るデバイスが重用されるわけないですからね。本当に奥深いです。
その中華アンプ軍団、お値段が安いからついついぽちってしまいますが、安いものも積み重なると地味に懐が痛いですね。気付かないうちに結構な出費になってます。恐ろしい~
なんかすぐにTUBE-02JとかLIMITED ver.2とか出してきそうで怖い。