東京駅の京葉線ホームに向かう長い通路に貼られていたポスターに惹かれて、昨日笠森観音(千葉県長南町)に行ってみました。
天気が悪いので出かける人も少ないだろうと思い、遅い時間帯に出発。


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笠森観音(笠森寺)のある観音山は国指定自然林に指定されているとかで、鬱蒼とした木々に覆われていました。
植林ではない自然林の幽玄な雰囲気に溢れてます。


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御霊木・「子授楠」ね。ふむふむ。。。
さすがにもうくぐり抜けることはありません。


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山門の両脇にはカミさんが大好きな風神様と、



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雷神様が睨みをきかせています。
しかしこういう立ち入れないところに貼ってある千社札っていつ誰が貼ったんでしょう?
常々疑問なんですよね。


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観音堂です。
四方懸造という何とも不安な建造物。
創建は1028年とか。本当に1000年近く無事でいたのでしょうか。


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歌川広重が浮世絵に描く観音堂。
さすがにデフォルメし過ぎですね。


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観音堂からの眺めです。


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観音堂の裏側。
確かに四方懸造です。
補強工事は施されていますが現代の耐震基準に準拠しているとは思えないし、過日の東日本大震災の時はどうだったんだろうか???
崩壊していないところを見ると、けっこう丈夫な構造なのかもしれません。


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下山は「展望台」があるほうに向かいました。
雨で足元がぬかるむ遊歩道を10分程度あるくと鉄骨の展望台があり、上まで登れます。
しかし周囲の木々が伐採されずそのままなので全く展望がありません。唯一開けている方向でこれですから。
登る価値なし。

この後は道の駅に2か所ほど立ち寄って地場野菜など買い込んで帰宅です。
最初の道の駅で見つけた「まこもだけ」がうまかった!