中学生の時からずっとカメラが好きでした。
写真撮影が好きなのかカメラそのものが好きなのかと言われたら、もちろんカメラが好き。
根っからのカメラ少年→カメラおやじでした。
ここ数年、写欲はすっかり萎えてしまい、一眼レフのニコンD810は所有していても持ち出さなくなったので、少しでも機材を小型軽量化して持ち歩こうと、ミラーレス一眼のオリンパスPEN-Fに買い替えたのでした。
あれから1年半、そのPEN-Fすら持ち出したのは数えるほど。メモ代わりの撮影はiPhoneで済ますか、デジカメを持ち出すときはコンパクトデジタルカメラのキヤノンG7 X Mark IIになってしまいます。



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ということで、この際カメラをコンパクトデジカメ1台に集約することにしました。
なんか市場動向に逆行している気がしなくもありませんが。
カメラおやじとしてはコンデジといえどもこだわりがあります。
なんでもいいわけではなく、一台にするならライカ。
ライカC-LUXを選びました。
ご存知の通りパナソニックLUMIX TX2のライカ版がC-LUXです。デザインほぼ一緒、性能は同じでお値段だけ3割増しというところでしょうか。ライカの赤バッジ代というわけです。
おまけに心の満足感を高めるため(苦笑)、ライカ銀座店で購入しました。
(ヨドバシで買っても販売価格はあんまり変わらないということもあり・・・)



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正面の赤バッジだけでなく、スイッチオフ時にモニター画面にもライカバッジ。これも3割増しの料金に含まれてます。(バカ)
私はシステムカメラより、すべてが一台にギュッと凝縮しているコンパクトカメラの感じが昔から好きです。
C-LUXはEVFも内蔵していて、ますます凝縮感が高まってます。
1インチセンサー搭載のハイクラスコンパクトはどちらかというとズーム域を欲張らず明るいレンズを搭載するのが各社の流れでした。
でもライカC-LUX(パナソニックTX2も)は24mm~360mm相当のズームレンズを搭載しています。その代わり明るさはf3.3~6.4と、普通のコンパクトカメラ並みになりました。
画質は普通に楽しむ分には必要十分以上の美しさで、1インチセンサーになればスマホカメラとは明らかに違い、やっぱりデジタルカメラだねという満足が得られます。そこに360mmの望遠レンズとなれば、いまでもスマホカメラには撮れない世界になりますから、「わざわざデジカメ」を持ち出すモチベーションにつながります。
前日の日記の写真はC-LUXで撮ったものです。
使い心地も画質も私には十分満足できるものでした。


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カメラおやじのお道具ですのでアクセサリーも。
これは純正リストストラップ。
レザーの質感が高く、表も裏も銀面の革を使った満足度の高いストラップです。



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レザーケースです。
レンズ部のクラシカルなLeicaロゴがイイ。
かっちり作り込まれたレザーケースで、カメラをもってお出かけしたくなりますね。



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これはアウトドアケースという名のナイロンポーチ。専用品だけあってジャストサイズです。
これは汎用品ケースでいい気がしましたが、やっぱ純正のC-LUX専用品ということで購入しました。

これらアクセサリーは針仕事が丁寧で素材も安っぽくなく、十分にライカ純正を堪能できるものになっていると思います。

コンパクトカメラとしてはモデルチェンジのスパンが長いライカ。
コンパクトカメラ市場はスマホに席巻されてしまい、もはや風前の灯といっていいジャンルの商品になりました。
この先に新型が出るかどうかわかりませんが、じっくり長く愛用できそうです。