個人的な好みでどストライクだったヘッドホンアンプのPH-A1J
さらなる音質向上を模索してOP-AMP交換をしてみました。



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数あるOP-AMPの中で以前から気になっていたMUSESシリーズ。
マスプロダクション版のMUSES8920Dです。
新日本無線(NJRC)が、優れたオーディオ特性はもとより、徹底的に試聴を繰り返し、人の感性に響く音を追求した最高峰の半導体デバイスとしてラインナップしている音響用オペアンプです。
本当はMUSES01にいっときたかったところですが、本体価格4980円のヘッドホンアンプPH-A1Jに、3500円×2個のオペアンプMUSES01を入れるのはさすがに躊躇しました。
そこで480円×2個で済むMUSES8920Dにした次第。



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本体を開けると保証が無効になりますけど、そこは気にせず。



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PH-A1J標準のオペアンプはNE5532Pが使われてます。
高音質オーディオ用で価格はとってもお手頃な80円(秋月価格)。
安価だけど決して音が悪いわけではありません。けっこうガツンとパワフルなキャラクターの持ち主です。



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挿し替えました。
ワクワクしながら電源を入れ、ヘッドホンから出てきた音はとーーーーーっても素晴らしいです。
低域が一段沈んだことと、高域がリッチで繊細でいながら耳障りでなく、クリーミーな響き。
そしてメインの中域に張りが出て余韻が濃密に感じられます。
「心に響く"真実の音"」は伊達ではありません。
ますますPH-A1Jが気に入りました。