新しいポータブルDAPを購入しました。



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HiBy R6 Proです。
NW-ZX300が気に入っていたことと、仮住まい中に物欲が減退していたことでオーディオ周りの情報に疎くなっていた時期に、HiByというメーカーが登場していました。
いわゆる中華DAPというやつで、もともとはプレーヤーソフトウェアを他社に供給していた企業のようです。
初出にも関わらずR6の評価はなかなかよろしいようで、奇をてらったところがない素直な外観も好感が持てます。
その上位機として『HiBy R6 Pro』が3月1日に国内発売され、ヨドバシで予約して発売日にゲットしました。
4.4mm 5極バランス出力を採用したのが決め手で、ES9028Q2MのデュアルDAC、オペアンプにMUSES8920を4つ、国産高性能コンデンサの採用など。またR6で気になるイヤホン端子の出力インピーダンスの高さも、R6 Proでは0.28Ωと思いっきり低くなって、スペック的にもとりあえず非の打ち所がない感じです。
対応フォーマットはPCM384KHz/32bit、DSD11.2MHz。MQAフォーマットには未対応ですが、個人的には気になりません。



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OSは素のAndroid8.1で、Playストアも使えますから、Spotifyやamazon musicなどのアプリをインストールしてストリーミングも高音質で楽しめます。
1年前まではこういうDAPが嫌いだったのに、すっかり心変わりしていろいろできる多彩な機種が欲しくなりました。
本体はSUS316Lから削り出されたもので、重量は285gとズッシリした手応えがあります。上着の内ポケットに入れると形崩れするレベル。
触っていてあれ?っと思ったのがサイドボタン。
ボタンに刻まれた印から、どう見ても右側が早送り/スキップで、左側が巻き戻し/バックです。
しかし実際は逆なのです。バグかと思ったら取扱説明書には実際の動作通りの記述があります。日本語の誤訳ではなく英語も同じ。
ボタンの刻印と実際の動作が合ってないのは非常に気持ち悪いです。ソフトで治せるはずなのでなんとかして!
肝心の音ですが、こんなに驚いたDAPは初めてかもしれません。毎度のことながら試聴せずにポチりましたので、これはやっちまったかと思いました。
そのへんの印象は続編で。