SV-2A3は真空管らしい音がすると感じてます。



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真空管らしい音といわれてイメージするのは、レンジが広くなくてウォームな音でしょうか。
実際の真空管アンプはそういうイメージとは違い、パワフルで明快な音質なんですけどね。



SV-2A3周波数特性
ハイレゾな今、わかりやすさでいえば周波数特性(f特)でしょう。
SV-2A3のf特がどんな感じなのか気になり、データをとってみました。
専用測定器ではなく、各周波数のレベル一定のデータを作ってSV-2A3に入力し、スピーカー端子の波形を中華オシロで測定して読み取ったものをEXCELに入力してグラフ化したものです。
正直、けっこうかまぼこ型だなと思いました。昨今のデジタルアンプなんかだとこんな特性にはなりません。下も上もスパーっと水平に伸びてます。
SV-2A3は特に低域の落ち込みが大きい感じ。
ちょっと不安になってググってみたら、SV-2A3で私と似たような測定をしているサイトがありました。あ、やっぱり似てる。
新しく制作された最近の音源は50Hz以下の低音域も落とさずそのまま録音されてたりするので、SV-2A3で聴くと迫力不足になるかもしれません。
高域は思ったより落ち込みは少ないかな。高齢者には十分な特性。
メーカー公称値は15Hz〜30KHz(-3dB)で、私の簡易測定だと20〜30KHz(-3dB)なので、まあまあスペックどおりにできてると思えばいいかな。
SV-2A3は無帰還アンプですから、少しNFBをかければこういう特性は改善するはずです。あえて無帰還なので、素直にそのすっぴんの音を愉しみたいです。

これで不満があるかといえば実はないんですよね。聴感上はとーってもいい音です。
永遠に聴いていられるやさしい音。けっして甘いのではなく、耳触りのいい音がします。
時代に取り残されて世の中からは必要とされなくてもしぶとく生き残っている真空管って、本当に謎のデバイスです。