完全ワイヤレスイヤホンのNOBLE AUDIO FALCONを買いました。



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「あの」NOBLE AUDIOが放つ初のBluetoothイヤホンかついきなり左右独立完全(TWS)ワイヤレスイヤホンです。
NOBLE AUDIOらしい仰天価格かと思いきや、量販店で2万円切りという価格で登場して人気の商品。
各所で有線並みの音質という触れ込みでレビュー記事も軒並み高評価です。
入手して聴いてみましたが、さすがに有線超えとか有線並みということはないです。
明らかにBluetoothイヤホンの音がします。
「完全ワイヤレスイヤホンとしては」の枕詞付きでハイレベルな音といえます。
レビューを読む限り低音が充実した厚みのある音という印象をもちましたが、私の感想は透明感のある中高域が冴えるタイトな音というものです。
低域はしっかり出ていますが膨らまず盛り過ぎずマッシブな鳴り方ですから、総じてもやっと感がないすっきりしたサウンドだと思います。



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事前の予想のとおり、付属のイヤピースが全く私の耳に合いません。
TWSイヤホンのイヤピースって、どうして半傘タイプが多いんでしょう?
耳穴への収まりが悪くて普通のイヤホンに比べたら大きくて重いTWSイヤホンにはそもそも向いていないと思うのに、多くのTWSイヤホンが半傘タイプのイヤピースを採用している理由が理解不能です。
右は標準添付のePro audio Horn-Shaped Tips True Wireless(現時点で市販なし)です。
左は最近の私の定番となっているAZLA SednaEarfit Lightのショートタイプです。
AZLA SednaEarfitは耳へのフィットは最高で、音漏れ遮音も完璧。音のほうもバッチリです。
しかしFALCONの充電ケースは収納部分の設計に全く余裕がなく、AZLA SednaEarfitをつけた状態ではケースに入れることができません。



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いろいろ調べたら、SpinFit CP360が使えるという情報を見つけました。
さっそく会社帰りにヨドバシで購入して...



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おお!
Lサイズをつけた状態でもケースに収納できますし、私の耳にも問題なくフィットしました。
イヤホンを安定して保持できますし、新しく採用された柔らかい医療用シリコン製の傘がみちっと耳穴に埋まりイヤホン本来の実力がやっと発揮できるようになりました。
実はSpinFitは私にとって鬼門で、過去に何度も同社の様々なタイプのイヤピースを買ってはみたものの、どれ一つとして満足いく結果が得られたことがありません。
SpinFitのシャフトは耳穴の向きに合わせてフレキシブルに曲がる構造が特徴ですが、今まではそれが災いして私の耳道にマッチしなかったんだと思います。
このCP360はシャフトがTWS用にショートになっていますから、曲がる自由度が少し減って今回はいい結果になった気がしてます。SpinFitのイヤピースとして初の合格です。

そんなNOBLE AUDIO FALCONですが、通勤で使ってみてのレビューは続編で。