SV-2A3用に整流管を入手しました。


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RCA 5U4Gです。
ロット番号からたぶん1950年代に生産されたもの。
整流管はスベトラーナ5U3C、PSVANE 5U4G、そしてビンテージ管のRCA 5U4Gが手元にあります。
これはフィラメントがトップマイカでそのまま固定されていて、ゲッターは下部にあるタイプの5U4Gです。
よく見かけるRCA 5U4Gと違い、プレートにリブがなく、その点は少し珍しいのかな?
構造はフィラメントがスプリング吊りのスベトラーナが1番手が込んでて、PSVANEとRCAは簡易的な作りです。
音質はスベトラーナが最も重い音が出て全域でエネルギーを感じ、PSVANEは軽めの音、そしてRCAはスベトラーナの重さに加えて中高域の音が明るくなる印象です。



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RCA 5U4Gがもう一本。
こちらはゲッターがトップにあってプレートにリブがあるタイプです。
LOT番号から1954年製で、一番ありふれたRCA 5U4Gではないかと思われます。
音の傾向は上のタイプと似た傾向です。
70年近く経ってもふつうに使える真空管、なんだかすごいです。