家の情報インフラ変更にいそしんでおります。
つい先日、不安定なWi-Fi環境を改善すべくバッファローの法人用アクセスポイントWAPS-1266を導入したばかりなのですが、それをきっかけに興味がわいて最近のネットワーク機器情報を調べていると・・・・・



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なんと「あの」CISCOの無線アクセスポイントがAmazonで買えることに気付いてしまいました!
CISCOネットワークといえば、SIerがシステム構築と運用管理を顧客企業から請け負うときに組み込まれるエンタープライズ用途に特化した製品です。
一般ユーザーが小売店で普通に買える機材などあるはずがないと思っていました。いや、今まではなかったはずです。
それに気づいてからは、寝ても覚めても気になってしまいます。
これはCISCO Meraki GO GR10というスモールビジネスや店舗向け屋内用アクセスポイント製品で、現在のところAmazon専売ということになっています。
斬新なクラウド管理型ソリューション製品で、発売当時は年間サブスクリプション契約が必要でしたが、その後方針が変わって現在は製品買い切りで永久ライセンスという形で使えるようになったらしいです。



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こうなったら我が家にもCISCO!
その安定性能にすっかり満足していたBuffalo Airstation Pro WAPS-1266の代わりにCISCO Meraki GO GR10を我が家に導入しました。
この機に少しでも宅内Wi-Fiカバーエリアを改善すべく、リビングの正面に新しくLANケーブル引き込み工事をしてCICSO Meraki GO GR10を設置しました。
これで主要スペースのリビングダイニングにWi-Fi電波が最もダイレクトに届きますし、階段を通じて2FにもCICSO Meraki GO GR10の電波が少し届きやすくなります。



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チカチカ点滅するLEDがないCICSO Meraki GO GR10はリビングの目立つ場所に設置しても目障りにはなりませんし、モダンシンプルなデザインが違和感なくなじんでいると思ってます。
Wi-Fi6対応やゲーミングルーターのような飛び道具はないかわりに、やはり法人向けアクセスポイントの安定動作は家庭でも実用的ですし快適です。
クラウド管理型のMerakiは、遠隔地からアクセスポイントの管理が容易にできる利便性はあるものの、設定変更や動作確認がリアルタイムではなくクラウド経由になるので慣れるまでは違和感があります。
それにCICSO Meraki GO GR10には理解不能な謎症状が発生することもあって、その対処が管理者である私にはできなかったりと地味にストレスがたまることもあります。



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ビジネス用ですから管理機能を搭載していて、繋がっているクライアントの種類とか通信量とかどの時間帯にどれだけ通信しているかやどんなアプリを使っているかがわかります。
無線ネットワークは4種類まで構築でき、ゲストネットワークとすることでそれぞれを相互に通信できなくすることももちろんできますし、通信速度に制限を設けることも可能。
しかし2.4GHzと5GHzに別のSSIDを振ることはできませんし、どちらか一方だけ飛ばす設定もできないです。さらにチャネルは自動選択のみで固定も指定もできません。そして何故かいつもCH1とCH44しか選ばれないという謎。
引き続きクラウド側の機能アップや、CICSO Meraki GO GR10本体のアップデートで今以上に使いやすく進化してくれるのではないかという期待があります。

ちょっと癖があり評価の難しい機材です。それでも家庭にCISCOなのです。



※ 2020年3月下旬にMeraki GO アプリがアップデートされて少しだけ不便さが解消されました。