オーディオ熱に火が点いてどうにも散財が止まりません。(ヤバイ!)
リスニングはイヤホン派だったのですが、急にヘッドホンに目移りしてます。
beyerdynamic DT 1990 PROを手に入れました。
以前から気になる存在でした。多くのレビューを見る限り良さそうな印象です。量販店の店頭という落ち着かない環境で試聴した感じも良かったんです。
が、気軽に買うには高額過ぎますのでなかなか手を出せず悶々としていたのですが・・・
某専門店の週末限定特価で新品が中古商品より安くなっていたのを見てしまい煩悩が沸々と。
週末ぎりぎりまで迷って、結局ポチッとしてしまいました。
開放型ヘッドホンなのでハウジングにはメッシュのグリルが開いています。印象的なデザインです。
これは古い真空管ラジオのオマージュでしょうか?
それにしてもカッコいいです! 見ようによってはレトロなスタイルですね。
Made in Germanyの刻印が光ります。
ベイヤーダイナミック社のヘッドホンは現在もドイツで製造されているんです。これはうれしいポイントです。
DT 1990 PROは現代のスタジオモニターヘッドホンです。本来は音響のプロが音楽制作で使用することを前提に設計されたヘッドホンで、家庭で音楽を「楽しむ」用途には適していないものです。
インピーダンスが250オームと高いので、スマホや非力なDAPへ直挿しだと十分な音量が取れなかったり、駆動力不足で力感に欠ける音になったりしてしまいます。
先日導入した据え置きDACアンプのDENON DA-310USBはヘッドホンアンプの駆動力が高く、GAINはMidのままでもハイインピーダンスのヘッドホンを難なく鳴らすことができます。
聴いてみると、それは明瞭でぱーっと目に前が開けたような曖昧さの一切ないクールな音です。
モニターヘッドホンといえば、低音がスカスカでバスドラは段ボールを叩いたような音になり、中高域だけがやけに主張するものがほとんどでした。でも新しいモニターヘッドホンは低音の量感もしっかりとしているものになってきているようです。
DT 1990 PROも低音はしっかり音圧を感じるものになっていますが、その出方というか、鳴りっぷりはスピードとキレが半端なく鋭いものです。中高域はまったく低域に紛れず分離がシャープで、一音一音がすべて再現されます。
先日入手して気に入っているDENON AH-MM400はリスニング用のモバイルヘッドホンです。これもかなり分解能が高い音だと思っていたのですが、 DT 1990 PROを聞いた後では非常に心地よい響きのウォームな音に感じます。
こんな感じなのでDT 1990 PROは長時間音楽を聴くと耳と脳が疲労します。脳と耳がずっと筋力トレーニングしているような感覚です。
リラックスして聴ける音のヘッドホンやイヤホンに交換して聴き始めても何かが物足りなく、またDT 1990 PROを使ってしまいます。何か不思議な感覚です。
巷の評価に違わず、beyerdynamic DT 1990 PROはハイレゾ時代のモニターヘッドホンとして非常に満足できると思います。
そうそう、DT 1990 PROにはイヤーパッドが2種類付属します。
最初に装着されているバランスド(裏の穴が多い)と、より解像感を向上させるアナリティカル(裏の穴が4つ)の2種類です。
両方を聴き比べてみましたが、アナリティカルは意外にも低音の音圧がアップします。これだけなら私の好みに合うはずです。でも中高域の響きがより鋭くなり、それが脳内で反響するような聞こえ方になってしまいます。
それでバイオリンの音など聴いていられないくらいの違和感がありますし、音場が若干狭まって聞こえるような気がします。
私には標準のバランスドタイプのイヤーパッドが好ましく感じます。
リスニングはイヤホン派だったのですが、急にヘッドホンに目移りしてます。
beyerdynamic DT 1990 PROを手に入れました。
以前から気になる存在でした。多くのレビューを見る限り良さそうな印象です。量販店の店頭という落ち着かない環境で試聴した感じも良かったんです。
が、気軽に買うには高額過ぎますのでなかなか手を出せず悶々としていたのですが・・・
某専門店の週末限定特価で新品が中古商品より安くなっていたのを見てしまい煩悩が沸々と。
週末ぎりぎりまで迷って、結局ポチッとしてしまいました。
開放型ヘッドホンなのでハウジングにはメッシュのグリルが開いています。印象的なデザインです。
これは古い真空管ラジオのオマージュでしょうか?
それにしてもカッコいいです! 見ようによってはレトロなスタイルですね。
Made in Germanyの刻印が光ります。
ベイヤーダイナミック社のヘッドホンは現在もドイツで製造されているんです。これはうれしいポイントです。
DT 1990 PROは現代のスタジオモニターヘッドホンです。本来は音響のプロが音楽制作で使用することを前提に設計されたヘッドホンで、家庭で音楽を「楽しむ」用途には適していないものです。
インピーダンスが250オームと高いので、スマホや非力なDAPへ直挿しだと十分な音量が取れなかったり、駆動力不足で力感に欠ける音になったりしてしまいます。
先日導入した据え置きDACアンプのDENON DA-310USBはヘッドホンアンプの駆動力が高く、GAINはMidのままでもハイインピーダンスのヘッドホンを難なく鳴らすことができます。
聴いてみると、それは明瞭でぱーっと目に前が開けたような曖昧さの一切ないクールな音です。
モニターヘッドホンといえば、低音がスカスカでバスドラは段ボールを叩いたような音になり、中高域だけがやけに主張するものがほとんどでした。でも新しいモニターヘッドホンは低音の量感もしっかりとしているものになってきているようです。
DT 1990 PROも低音はしっかり音圧を感じるものになっていますが、その出方というか、鳴りっぷりはスピードとキレが半端なく鋭いものです。中高域はまったく低域に紛れず分離がシャープで、一音一音がすべて再現されます。
先日入手して気に入っているDENON AH-MM400はリスニング用のモバイルヘッドホンです。これもかなり分解能が高い音だと思っていたのですが、 DT 1990 PROを聞いた後では非常に心地よい響きのウォームな音に感じます。
こんな感じなのでDT 1990 PROは長時間音楽を聴くと耳と脳が疲労します。脳と耳がずっと筋力トレーニングしているような感覚です。
リラックスして聴ける音のヘッドホンやイヤホンに交換して聴き始めても何かが物足りなく、またDT 1990 PROを使ってしまいます。何か不思議な感覚です。
巷の評価に違わず、beyerdynamic DT 1990 PROはハイレゾ時代のモニターヘッドホンとして非常に満足できると思います。
そうそう、DT 1990 PROにはイヤーパッドが2種類付属します。
最初に装着されているバランスド(裏の穴が多い)と、より解像感を向上させるアナリティカル(裏の穴が4つ)の2種類です。
両方を聴き比べてみましたが、アナリティカルは意外にも低音の音圧がアップします。これだけなら私の好みに合うはずです。でも中高域の響きがより鋭くなり、それが脳内で反響するような聞こえ方になってしまいます。
それでバイオリンの音など聴いていられないくらいの違和感がありますし、音場が若干狭まって聞こえるような気がします。
私には標準のバランスドタイプのイヤーパッドが好ましく感じます。
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