先週の行道山から両崖山の低山ハイキングの後、織姫神社から鑁阿寺、そして足利駅まで路地を歩きました。
人がいなくて、おまけに建物が生きているのか死んでいるのかすらわからない街を歩いていったのですが・・・


askghm20170218
この辺りを通りかかった際、何となく花街独特の雰囲気を感じ取りました。
写真に撮ってブログにあげていいのかどうかわからないので写真はなしですが、「足利東映」の朽ち果てたアーチや廃墟ビル辺りや、人が通るのがやっとの入り組んだ路地にあるスナックなどなど(みんな廃業している感じ)、そしてまだチラホラと残っているカフェー建築の数々。
予備知識を全く持っていなくてもこの一帯がかつての遊郭街らしいことは、私のセンサー(?)が敏感に感じ取りました。
帰ってから調べてみたら、ああやっぱり。
繊維産業が盛んだったころは、この辺の色街は「買い」に来た男どもで栄華を誇っていたことでしょう。
いつのころまでこの色街が現役だったのかは知りませんが、昭和の盛り場の没落がリアルタイムで観察できるある意味で貴重な遺構です。