拙宅のチープオーディオに新たなコンポーネントを追加。


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FX-AUDIO- TUBE-01Jを導入してみました。
NFJさんの『J』モデルです。
これはラインアンプとかバッファアンプとか、また広義のプリアンプといえるもので、ラインレベルの信号に入れるものです。
特徴は、見ての通り真空管を使ったラインアンプということで、レトロなサウンドを予感させるものです。
スイッチを入れると真空管のヒーターが赤くなって真空管のカソードを熱します。うぅ~、何とも言えない味わいっ!
でもTUBE-01Jの真空管の光は下部からLEDで照らされた演出なんですけどね…

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パワーアンプ(TOPPING VX3)の前にTUBE-01Jを繋ぎます。
そもそもラインアンプは無くてもいいのです。鮮度の高い音のデジタルアンプ系統に、わざわざ電気的特性が劣る真空管という前時代デバイスを余計に入れるという、およそピュアオーディオの常識を無視したかのようなことをして意味があるのかといわれたら、これは邪道でしょう。
これで音質が良くなることもありません。しかし音質が変わります。そしてその変化が聴感上好ましいものなのです。これは困ったことです。
無機質なデジタルアンプの音に艶が乗るという陳腐な感想しか書けませんが、見た目の楽しさとあわせて聴き心地が良くなるし、これはこれでアリだと思います。


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真空管は中華かロシア球の6J1という5極管です。
私は軍用選別品という謳い文句の別売オプション球に交換してます。標準球では最初から聴いてません。なので巷の噂のように音が良くなったかどうかはわからないです。
互換球も数多く流通してるみたいなので、機会があれば入手して差し替えてみたいと思います。東芝(マツダ)の6AK5なんて見つかるかな?
オプション球含めてポチりましたが、飲み代一回分程度で買えるとは、やっばり中華アンプ恐るべし!