前回から中一日あけて作業再開。



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ついに完成しました。
実態配線図や組み立て説明書と若干違う仕上がりです。ところどころ線材の色分けがおかしいのは、結線に失敗して足りなくなったりしたから。
ま、音には関係ないのでいいです。
美しい脳内イメージ通りに配線組み立てができなかったけど、配線を結束バンドで縛ったらまあまあの仕上がりに見えます。
私のSV-2A3は2019年の最新バージョンで、ネット上に多く公開されている写真と若干レイアウトが異なっています。
特に2A3周りにラグ板が追加され、組み立てやすさが多少改善しているかもしれません。



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カップリングコンデンサはキット付属のものを使わず、事前に用意しておいたJENSEN ペーパーオイルコンデンサ銅箔を組み込みました。
ひときわ存在感のあるコンデンサです。ゴージャス価格のパーツですが、このコンデンサでなければ聴けない音があると言われるとね、やっぱり組み込みたくなります。
規定外のサイズなのでどうやって取り付けようか迷った・・・



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ちょっと混み入る増幅部の様子。ここもまあまあの出来栄えです。
(ここがトラブるのですがそのネタは後日)
シールド線の処理が面倒なボリューム周りや入力端子周りも地味に大変でした。
そしてここも線長の判断を誤りました。キット付属のシールド線は切っちゃったのでやり直しができず、結束バンドで取り回しを何とかごまかしてます。



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単純な箇所だけど失敗したのがここ。スピーカー端子へのはんだ付けです。
大型のターミナルには太い錫メッキ線でつくったU字型のGNDラインもあり、さらにターミナルからシャーシに熱が逃げるのでハンダごての熱がどんどん奪われて、なかなかきれいにはんだ付けができません。
ちょいちょいはんだを足しながらはんだ付けしても、きれいにはんだが流れずどんどんイモハンダが積み上がっていきます。
こうなると450℃に高めたハンダごてでも端子のはんだを溶かすことができません。
ぽってりと山になった無残なはんだ付け跡です。修正不可能ですが幸いにも接触不良にはなっていないのでこのまま諦め。
なおはんだはオヤイデの音響専用ハンダSS-47を使用しました。銀が4.7%入った無鉛はんだです。
銀入りはんだとしては作業性が高いはんだですが、やっぱり普通の鉛入りで錫60%とかのはんだに比べると融点は高いですし、濡れ性も劣ります。
ひさびさのはんだ付け作業なので無理するのはやめようかとも思いましたが、やっぱりアンプには「音響専用はんだ」を使いたいです。



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誤配線や配線忘れがないか確認して、いよいよ火入れです。
ミスがあると燃えるかもしれないので心臓バクバクです。
最初は整流管を挿さずにプリ管と出力管だけ挿して電源オン。
パイロットランプが点灯し、真空管のヒーター・フィラメントが無事に赤くなっています。
特に煙が出たり焦げ臭くなったりしないことを確認し、いったん電源を切ります。
そして整流管を挿して、再び電源オンです。



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真空管アンプの回路は高圧ですから、触るのもビクビク。
マニュアルにある個所の電圧をテスターで実測します。
2A3のプレート電圧はマニュアルより若干高めの305Vですがまあ誤差範囲でしょう。2A3の定格からけっこうギリギリ攻めてますね?
この時点で入力ソースとスピーカーを仮接続、無事に音が出ることも確認できました。



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ついに完成。
SV-2A3の管球アンプらしいレトロな佇まいがとてもいいです。
シブいグレー塗装のシャーシに電圧増幅管(6SN7×2)とパワー管(2A3×2)、整流管(5UG4)、そしてタムラ特注のケース入りトランス類が並ぶ姿が最高に映えます。

そして調整編へ。