自室オーディオのパソコンレス化です。
パソコンのファンが回るとうるさくて音楽をゆっくり聴くどころの話ではなくなります。
DACやアンプのS/N比を気にしたところで、ファンが回ってしまったら身も蓋もありません。



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DENONのHEOS Linkです。
パソコンを使わなくて済むようにiPhoneにカメラアダプターをつないでオーディオトランスポートとして使っていたのですが、もう少しスマートにということでネットワークストリーミングアンプを導入しました。
以前使っていて何故か手放してしまったヤマハのワイヤレスストリーミングプリアンプWXC-50と同類の製品です。
同じものを買いなおすのも面白くありませんし、Amazon music対応していることだし、リビングのAVアンプがデノンということもあって今回はDENON HEOS Linkを買ってみました。



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入出力は一通り備わってます。
端子が金メッキではなく普通の安っぽい端子なのが萎えます。
もともとピュアオーディオ用のコンポーネントではないです。
筐体はフルプラスチックで安っぽく、曲面と曲線のへんちくりんなデザインはおしゃれさを狙ったのかもしれませんが、AV機器としてはかなりイマイチ。



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当初、余分なセレクターを排除してシンプルなほうが良いと思い、HEOS LinkのRCAアナログ出力はそのままSV-2A3につないで、デジタル出力を同軸デジタルケーブルでDAC(Topping D50)に入れてSoftone Model9につないでいました。
しかしRCA出力を直接つないだSV-2A3からの音がどうもボヤけて抜けが悪い音です。
デジタル出力のほうは全く問題なくクリアなのですが。
結局RCAアナログ出力はやめて、DACの出力を自作セレクターでSV-2A3とSoftone Model9に接続する元の方法に戻しました。
HEOS LinkのDACおよびアナログ回路はあんまり力が入っていない感じです。使われているDACもわかりませんし、アナログ回路的なこだわりポイントなどメーカーHPにも解説がありませんから、そこに注力していないことは間違いないのでしょう。
これでPCがなくてもストリーミングサービスの音楽やネットラジオが聴けますし、NASに入れてあるハイレゾ音源も再生できるようになりました。
ただHEOS Linkには本体に音量調整以外のボタンはなく、リモコンもありません。
スマートホンのHEOSアプリで全ての操作をする必要がありますから、結局スマホが手元にないと音楽が聴けないです。
とりあえずこれで一旦使ってみます。