我が家のインターネット回線はauひかり10ギガのFTTHです。
auから支給されるホームゲートウェイ(ルータ)はAterm BL1000HWというNECのau専用機です。
最新のIEEE802.11ax(Wi-Fi6)に対応した日本で最初のWi-Fiルータということもあり、我が家ではこのルータのWi-Fiを使っていました。



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我が家の接続端末はこんな感じでです。32台中16台がWi-Fi接続になっています。 
一般的なお宅よりは多めでしょうが、取り立てて問題になるような台数ではないと思ってますがどうなんでしょう。
最近ネットワークが頻繁に不調になり、1日に数回、数分程度散発的にインターネットが切れます。この状態で使っているとストレスが増えます。
ルータを初期化や再起動してもだめで、auサポートに電話してみたところHGWの不具合の可能性が考えられるとのことで、後日新しいHGWが送られてきました。
でもやっぱり切れます。
まさかの過負荷なのかな???



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いろいろ考えた末、バッファローのエンタープライズ向け無線LANアクセスポイントAirStation Pro WAPS-1266を導入しました。
au HGWの無線機能は停止し、WAPS-1266でWf-Fiの運用をしてみることにしました。
壁付けで設置したWAPS-1266、なかなか精悍です。
まだ取り付けて日が浅いものの、我が家のWi-Fiアクセスポイントとしてはなかなかの実力なようで、なんか安定した気がします。
最近の家庭用W-Fiルータ製品はWi-Fi6対応や多数のアンテナを生やして過激な外観で超高速通信をうりにしています。
一方で法人向けアクセスポイントは最新のWi-Fi6対応はせず、ゲーミングに特化したものでもなく、速度も家庭用のハイエンド機に比べると特にみるべきほどの高速通信対応ではありません。その仕様だけ見れば地味な製品ということになります。それでいてお値段は似たようなスペックの家庭用Wi-Fiルータの数倍しますから、全く魅力的には見えません。
しかし多数の端末接続を前提とした安定通信性能が家庭用とは最大の違いで、きめ細かい管理機能と合わせてとても安心感があります。
Wi-Fiは理論速度がどんなに高速でも、実効速度は限られたものになります。一見すると地味な法人向けアクセスポイントは安定した実効速度とその安定性で、実は家庭用としても大変有用だと再認識しました。