我が家のネットワーク環境に安定をもたらしたCISCO Meraki Go GX20セキュリティゲートウェイですが、導入前に理解して納得しておくべきデメリット(?)があります。


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我が家の場合、測定サイトによって差はありますが、あるサイトではMeraki Go GX20導入前は1000M bps NICのパソコンから実測で下り約700Mbps、上り約960Mbpsのスピードが出ています。
ちなみにauひかり専用測定サイトだとほぼ上限値が出ます。 



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Meraki Go GX20を導入するとインターネットのスピードが実測で約250Mbpsに落ちます。
これはGX20のセキュリティ機能であるステートフルファイアウォールのスループットがボトルネックになっています。
PING値に有意差はないので、2重ルータ化によるレスポンス低下はないと思って大丈夫そうです。
実用上250Mbpsで困ることは何もありませんが、ベンチマーク命なスピードマニアにとっては致命的なデメリットです。
現時点でGX20のファイアウォール機能はオフにできません。
セキュリティ向上の安心感と回線速度は背反しますので、予め納得の上で導入判断が必要です。
私はこれまでのネット接続が不安定な環境とは比べ物にならない圧倒的安定感のMeraki Go GX20を導入して満足です。



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ちなみにLAN内のスピードはファイアウォールとは無関係なので、ちゃんと1ギガLANのフルスピードで通信できます。