Rogers LS3/5A 65周年モデルはバイワイヤリング対応です。
個人的にその効果には懐疑的です。たかだか2m内外のインピーダンスの低い低周波伝送路で意味がある気がしません。



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せっかくなので試してみましょう。
使用するケーブルはカナレ4S6Gです。安くてニュートラルでいいスピーカーケーブルです。
なんだかんだいいつつも「G」付きを選ぶあたりでもう脳がオーディオのオカルト話に侵されつつあるかも。



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端子はいまやこれしか使いません。
ニチフのYラグ端子。
使用する機材の端子に合わせてアンプ側は2Y-6、スピーカー側は2Y-8です。



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つないでみました。
これで音が変わるわけねーよなと思いつつ、「んんっ?」
なんか見通しがよくなりレンジ感が増したように聴こえます。
気のせいだろ、何かの間違いだ、と思いたいのです。
LS3/5A付属のチープすぎるショートバーを付けたり外したりしつつ試聴しているとだんだんわからなくなるのですが、バイワイヤリングで聴き続けているとやっぱりいい感じです。
バイワイヤリングの効果ではなく、ケーブルをベルデン8470からカナレ4S6Gに変えたことによる変化なのかもしれないと考え出したら何が何だかもう…
バイアンプドライブならともかく、1台のアンプからつなぎ方を変えたバイワイヤリングだけで音が好転するなんて。
ウーファーの逆起電力がツィーターに影響するのを低減する効果があるということらしいけど果たしてどうなのでしょう。