Rogers LS3/5a 65周年モデルのバッフルを外して禁断の内部を確認してみました。



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バスミッドユニットです。
ラベルに「B110」の文字があります。
再開発したオリジナルKEF B110 SP1228互換(レプリカ)ユニットです。
このユニット単体のインピーダンスは6Ωのようです。



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わかりにくいですがコーンの裏はこんな感じのシマシマになってました。
Rogers LS3/5a 65thはウーファーのコーン表側がやけに小奇麗なマット仕上げになってしまっていて、それが何となく不満だったのですが、こうしてみるとオリジナルユニットに近い何かを塗ったような合成樹脂コーンみたいです。
マグネットやフレームの形状も写真で見るKEF B110にとても良く似てます。
どこにでも売ってるようなウーファーが出てきたらどうしようと思ってましたが、ちゃんとKEF B110互換ユニットでよかった。



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ツイーターユニットです。
バッフルを外しただけでそれ以上の分解はしませんでしたので、残念ながらKEF T27を再現したユニットの確認はできません。隙間からマグネット部が少し見えただけです。
ローミッドユニットがけっこう真面目に作り込まれているようなので、ツイーターユニットもKEF T27互換ユニットをきっちり再開発していると思われます。



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ネットワーク基板です。
これも基本的に後期のロジャースLS3/5aのネットワークと基板レイアウトが同じで、忠実に再現したものに見えます。
15Ω版のトランスを使ったものほどではないにしろ、LS3/5aならではの素子数が多い複雑なディバイディングネットワーク回路です。
2010-9-24というシルクが入ってます。このスピーカーが発売になった2011年当時のままのようです。
ということは本当に10年間も在庫していたスピーカーだったのでしょうか。
11Ω版オリジナルネットワーク基板と同様にジャンパーでツイーターのレベルを-1db~+1dbまで変えられるようになっています。
+0.5dbにしてみたい衝動にかられましたが余計なことはやめておきます。ww



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またわかりにくい写真です。
吸音材はただのスポンジがエンクロージャーの5面に貼られているのみです。
スポンジをめくってみると、黒いシート状のものが貼られています。ゴムではなくもっと硬質な何かです。
これは制振目的か箱の剛性向上目的なのかもしれません。

Rogers LS3/5a 65thは中華製ということもあって、ちゃんとしたLS3/5aなのだろうかと私の中でモヤっとした気持ちがありました。中身を確認してみて思っていた以上にまじめに作られていることがわかり、安心するとともに愛着も向上しました。

なお今回分解していてユニットをバッフルに固定しているネジが完全に緩んでいたことに気付きました。
どこかのショップがLS3/5aの新品は開梱したらまずネジの増し締めが必要だってネットに書いているのを読んだ記憶があります。本当にそうなんだ・・・