カメラを新調したらおしゃれでちょっといいストラップも新調するのが流儀でした。
しかし宗旨替えしていまはそういう高級でおしゃれなストラップは避けてます。



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X100V用に買ったエツミのテーパーストラップです。
市販のストラップとしては最高に(最低に)簡素なナイロン製ストラップなわけですけど不満があります。
首に当たる太くなったところの裏には滑り止めの薄いシートが縫い付けられています。親切なのかもしれませんが、滑り止めシートはやや硬めでシボがついたビニールで、このエッジが首に当たると痛くて不快なんです。
そしてX100Vの三角リング内幅とキズ防止の当て革のスリットは10mmほどの幅しかないので、12mm幅のUNテーパーストラップはやや無理に通す感じになります。



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売ってないなら作っちゃいます。
手芸店で揃えた10mm幅のPPテープ、アジャスター、サル環を使って究極にシンプルなストラップを自作してみました。
うーん、最高っすね。
細くて薄くて正真正銘チープな自作ストラップの前では、アルティザン&アーティストとかインダストリアとかのオシャンティ系ハイプライス品が霞んで見えます(えっ!?)。



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ストラップを選ぶX100Vの吊り環パーツに無理なくぴったり通ります。



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この清貧さがたまらんのです。
真夏に首周りが汗でベッタベタになってストラップが塩ふくような状況でも躊躇することなく使えます。
近年はロープ素材のストラップが流行っていてあれもシンプルでいいのですが、ストラップの存在感がすごくて目立ちます。
これは首当たりはやわらかだしストラップはしなやかでバッグに突っ込む際にもかさばらないし、機能性抜群です。