テクニクスEAH-AZ70を使い始めて9か月になろうとしています。



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イヤピースはAZLA SednaEarfit XELASTECを使っています。
ペトッとしてフニャっとした質感の巷で評判のイヤピースです。
このイヤピース、短期間で変形しはじめてそのうち溶けたように形が崩れます。フォームチップよりはマシなものの、シリコンイヤピースのように半永久的に使えるものではないようです。
もう1ペア残っているのを使いきったら私はリピ買いしません。



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緊急事態宣言で通勤が減り、おのずとイヤホンの使用頻度が減りました。
久々にTechnicsスマホアプリを開いてみたらイヤホンのファームウェア更新が降ってきました。
変更内容には説明がありませんが、ファームウェア更新後は音質が変わった気がします。
EAH-AZ70はひとことで言って大人のサウンドでした。更新後はドンシャリ度が増えたように感じるのですが気のせいでしょうか?
違和感を感じるほどのドンシャリではありません。厚みが増したようなチューニングになったともいえますので、悪い気はしないです。
この間、ソニーWF-1000XM4が出て大人気となり、今でも品薄状態が続いています。私もソニーWF-1000XM4には興味がありますが、テクニクスEAH-AZ70は今でも完全ワイヤレスイヤホンとしては極上クラスの音質で特に不満は感じません。ノイズキャンセリングも強力ですし。
そもそもおうち時間が増えて音楽はスピーカーで聴く機会が多くなりました。そうするとどうしたってイヤホンやヘッドホンはスピーカーの音にはかなわないという事実を痛感してしまいます。
イヤホン<ヘッドホン<<<超えられない高い壁<<<スピーカーなんですよね。
なんだかんだいってどんだけの「空気」を動かせるかが音の本質だなーって思います。
耳穴の中だけのイヤホン、耳の周りだけのヘッドホン、部屋空間全体のスピーカー。
低音がー、高音がー、分解能がーじゃなんです。人間が音を感じるのは鼓膜だけじゃないって思い知ります。
そして急激にモバイルオーディオに対する興味が薄れてしまったことは事実。
基本的に新しい物好きな私なのに、通勤中しか使わないモバイルオーディオ用にWF-1000XM4を買うかどうか悩むところなのです。