ちょっとしたテーブルフォト用に使ってるミニ三脚。



IMG_1935
ジッツオ ミニトラベラーは持ってるだけでうれしいテーブル三脚なんですけど、雲台がイマイチ。



IMG_1934
ボールヘッドそのものはいいんですけど、プレートが四角でネジをくるくる回して締めるだけですから、こんな感じで斜めって固定されてしまいます。
実用上問題があるわけではないとはいっても、正面を向かないのは気持ちが萎えますよね。
なんで円形にしなかったのか不思議です。



IMG_1939
底部のネジを緩めれば雲台を交換できます。
そのためのレンチも付属してます。
しかしこのネジが固くて緩みませんでした。
付属のレンチはヤワくて精度がなく、そもそもしっかり噛みません。少し力を入れただけですぐ舐めてしまうくらい。
ここのネジはT型トルクス20番です。同サイズのベッセルのトルクスドライバーを持っていたのでそれを使ってみました。さすがにネジを舐める感じはしないものの、固着してる感じで全く回る気配すらありません。
こうなったら意地でも外したくなって、T型トルクスビットをamazonでポチってインパクトドライバーを使ったら何ごともなかったように瞬時に緩みました。
さすが電動工具は頼りになります。



IMG_1932
ジッツオのクイックシュー付きの自由雲台でもポチるかと思って調べたらすげー高い!(ToT)
とても買えそうなお値段ではないです。
うーん、中華方面のアルカスイス互換クランプだけ付けるか、中華雲台を買って交換するか・・・
いったん諦めて再考します。

ところでこのジッツオ ミニトラベラーは2020年5月に雲台回りや脚部の金属パーツが当初の削り出しから成形品に仕様変更してます。それに伴い型番がGKTBCからGKTBC1に変わってます。
これ、明らかにコストダウンでしょう。メーカーはそういいませんが、以前のインタビュー記事でもコスト度外視のジッツオは削り出しにこだわっていたはず。
強度は変わらないって説明してるけど、気持ち的には残念です。さすがのジッツオも大量生産のマンフロット傘下になると、どうしてもこういうことになるんだよな。
私のミニトラベラーは削り出し仕様のGKTBCだから大事に使おう。