電車通勤におけるソニー WF-1000XM4の使用感です。



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まずはウリのノイズキャンセルです。
確かによく効いてます。電車の走行ノイズはほとんど邪魔にならないくらいに軽減します。
ノイズキャンセル時のシューっという逆相音(?)みたいなものは極小で、耳の中に静寂が訪れる感じです。
耳が圧迫されるような違和感はないです。完成度が高いアクティブノイズキャンセルだと思います。
なお車内アナウンスは消えず、音量1/5っていう感じの軽減具合で聞こえます。
素晴らしいのは外音取込み機能で、まるで自分の耳で聞いているかのような自然な聞こえ具合といっても過言ではないくらい。イヤホンを付けていることを忘れてしまいそうです。
Bluetoothの接続性ですが、iPhone(AAC)、Android(SBC、LDAC)で試しました。AAC、SBCならまずまず切れないです。
首都圏の電車通勤じゃ実用にならないかもと思ったLDACですが、走行中の電車内であれば思いのほか安定して接続できているようです。スマホをカバンの中にしまうと切れがちになるものの、胸のポケットに入れておけば大丈夫。
この状態で音切れが完全にないわけではないけど、ワイヤレスイヤホンを使う以上は気にならないくらいの実用度です。
一方で駅に到着して人が乗降する場面や、ターミナル駅で乗り換え時などはブツブツと切れてしまってちょっと厳しい。
Androidの開発者モードでLDACのサンプリング周波数を96KHzから48KHzまで落とすとブツブツ切れる度合いは減ります。この設定はAndroidの深いところにあるので使い勝手はイマイチ。
どうしても外出中にLDACで使いたいのであればビットレートなど都度調整しないと落ち着いて音楽を楽しめないと思います。そこまでして移動中にもLDAC使うのかって話ですが。
繰り返しになりますが、SBC、AACであれば接続安定性はまあまあ問題ないですから、疑似ハイレゾのDSEE Extremeを併用することで十分満足できるはずです。
少し気になるのはイヤホンのタッチ操作がごくまれに利かなくなることです。左右ともに音は出ていますが、片側の操作ができないという謎現象で、接続をいったん切って再接続すると復活する感じです。
あと通常よく使うと思われるイヤホン操作が排他設定なのも気になります。ノイズキャンセルとアンビエントを有効にすると音量設定ができないとか。
今後のFW更新で細部の不満が解消することに期待します。
外出時にはスマホと完全ワイヤレスイヤホンしか使わないと決めた時点で、WF-1000XM4には致命的な不満はない完成度です。
音質については良し悪しというより好き嫌いの範疇です。
もうちょっとエイジングが進んだ時点で音質の印象を残したいと思います。