9ヵ月使っているテクニクスEAH-AZ70Wと、先日購入したソニーWF-1000XM4を比べてみます。



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音に関しては好き嫌いがあると思います。
端的にいってテクニクスEAH-AZ70Wは冴え感があるクリアサウンド。
ソニーWF-1000XM4は厚みがあるウォームサウンド。ソニーサウンドといったほうがわかりやすい?
昔からソニーサウンドには賛否両論があって、好きな人にはたまらない音だし、嫌いな人は徹底して避ける音です。
こうして比較してみるとソニー風味は薄れていながらも、明らかにそれを感じさせるサウンドキャラクターです。
ソニーWF-1000XM4の低域はたっぷりしていてやや緩く弾力感があるものです。高域の伸びはコーデックがLDACであってもあまり感じなくてニュートラルです。そして全域でどことなく見通しが良くないんですよね。解像感がないわけではないのにボヤっとした感じが独特です。
テクニクスEAH-AZ70Wは大人のHi-Fiサウンドで正統派。それが古臭いといったらそうかもしれません。ただ明らかにクリアで抜けがいいです。

アクティブノイズキャンセルに関しては、ソニーWF-1000XM4が世界最高レベルということになっていますが、テクニクスEAH-AZ70Wも発売当時は世界最高レベルを謳っていました。
テクニクスEAH-AZ70Wのノイズキャンセルはユーザーレビューだとあまり評価されていないように思えます。私が両方を使った感じ実力はどちらも十分に素晴らしいものです。
電車の走行ノイズはどちらもよく軽減しますが、全体的な静寂感はテクニクスEAH-AZ70Wのほうがいいように思えます。
それ以外の環境音はソニーWF-1000XM4はがっつり下がらずある程度は聞こえてきます。
ノイズキャンセリング効果の違いは、もしかしたらアナログフィードバック方式を採用しているテクニクスEAH-AZ70Wのメリットなのかもしれません。
各サイトのユーザーレビューの評価とは違うかもしれませんけど、何回か比較して私は確かにそう感じます。
外出時のイヤホンとしてけっこう重要な外音取込み機能に関しては圧倒的にソニーWF-1000XM4が勝ってます。あまりにも自然な聞こえ方なのでびっくりです。
テクニクスEAH-AZ70Wは充電ケース含めたバッテリーの充電が切れやすいというデメリットがあります。毎日充電する使い方なら気になりませんが、そうでないと数日後に完全放電していて使えないという事態になりがちです。
Bluetoothの接続性に関しては同等レベルです。
テクニクスEAH-AZ70Wは発売当初いろんな問題があったようで、その時のレビューがたくさん残っているので性能が悪いように感じてしまいますが、何度かのFW更新を経て最新のFWでは問題がないレベルまで改善しています。
ソニーWF-1000XM4は両側から音は出ているのに左右どちらか一方のイヤホンが操作を受け付けず再接続しなければならないという現象が起きます。またイヤホンのタッチ操作で行える機能が排他的で、外音取り込みと音量操作が両立しないなどちょっと不便です。最新FWでも改善していませんので今後の更新に期待です。
どちらを選ぶかは難しい選択ですが、音質をとるなら迷わずテクニクスEAH-AZ70Wです。ただ完全ワイヤレスイヤホンとしてはアプリも含めたそれ以外の性能や機能も重要になってきます。
その点で新製品な分だけソニーWF-1000XM4が勝っているのは確かです。
私にとって完全ワイヤレスイヤホンは通勤時など自宅以外だけで使うものですから、総合的にはソニーWF-1000XM4を選びます。