ヤマハ MT-07を買った時からどうしても気になっていたところがあります。



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ラジエーターがむき出し状態なんです。
自動車でもエアコン室外機でも同じ構造ですけど、ラジエーターコアってとても柔らかい金属のフィンなので、すぐに変形してしまいます。
バイクの場合、前輪が跳ね上げた小石などが当たりますし、走行時に甲虫なんかが突撃してきたらもう。
洗車する時もコアを変形させないように要注意です。
たとえ変形しなくても、走れば埃や虫がへばりついてどうにもみすぼらしい状態になりがちです。



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ラジエーターカバーを買いました。
どういうわけか現行のMT-07には日本のワイズギアにアクセサリーパーツが用意されていません。
ヤマハヨーロッパには純正アクセサリーとしてラジエーターカバーがラインナップされています。
品番はB4C-FFRAD-00-00(RADIATOR COVER)です。2014-2018モデルと書かれてますけど、ヤマハ欧州のサイトでMT-07 2022年モデルの適合を確認して、海外から取り寄せました。
10月14日に注文して、オーストリアから届いたのは11月23日。ずいぶんかかった。



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外観はこんな感じ。
これと似た中華製品はamazonでも安く入手できます。おそらく品質的にも大差ないと思われます。
なぜあえて純正アクセサリーにしたのかといったら、アルミ製だったからです。
中華類似品はステンレス製を謳っています。ステンレスのほうが丈夫で腐食の恐れも少なく長持ちしそうですが、最大の欠点は重いことです。
軽量がメリットのMT-07なのに私の場合は各種アクセサリーを装着して、今ではノーマル状態から10kg近く重くなっていると思われます。取り回しでも納車時に比べて明らかに重さを感じるようになりました。
少しでも軽量なほうがありがたいということで、アルミ製の純正アクセサリーを選択したわけです。



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装着完了。
嵌め合いがけっこうタイトです。
現行MT-07(2022年モデル)には2018年モデルの取り付け方法に準じれば問題ありません。
メッシュの開口効率も十分あって、これなら夏場の冷却不足の心配はなさそうです。
社外アクセサリーにはアルミやステンレスの板にパンチング加工したものがあります。あのタイプは開口効率が相当落ちてしまいます。
パンチングやエッチングで金属加工しているのでカバー全面に車名ロゴなども入れやすく、一瞬そういうのに惹かれる人がいそうですが、買わない方がいいです。



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ラジエーターカバー下部に控えめなMT-07ロゴがあります。
ラジエーターにカバーがついたことで見た目にも高級感が増しました。
満足度が高いアクセサリーです。