ミニマリスト御用達みたいに自己主張がないLSX IIです。
（ミニマリストはそもそも買わない）




ユニット下のLEDしか表示らしい表示はありません。
このLED、動作中は消灯していて、リモコンやアプリを操作した一瞬しか光らないです。
余計な光を出さないのはモニター横に置いて使う時に映像の邪魔をしないための仕様なのかもしれません。




話が変わって、いつものように電源ケーブルを自作します。
といってもオーディオ電線病ではありません。
付属の電源ケーブルは2mなのですで、私の部屋だと左のスピーカーまでは2.5m必要なのです。逆に右のスピーカーまでは1m弱で届きます。
電源コードを束ねたり延長するのが嫌なので壁コンセントから左右スピーカーまでピッタリ長の電源ケーブルを作りたいだけです。
LSX IIの電源インレットは通称ミッキー型とかクローバー型といわれるものが使われています。
スピーカー側の正式名称はIEC60320-C6インレット（オス）です。
電源ケーブル側の正式名称はIEC60320-C6アウトレット（メス）になるわけですが、電源ケーブルを自作しようと思ったらこれがとても厄介でした。
とにかく自作用のIEC60320-C6アウトレット（メス）コネクタが売ってねぇです。別にオーディオ用のアホみたいに高価なコネクタが欲しいわけではなく、電材品でいいんだけどそれすらもないです。
ミッキー型のコネクタって完成ケーブルのモールド品しかないのでしょうか。




自作用がないのでAmazonで完成ケーブルを探しました。でも2.5m以上のミッキー型3P電源コードはぜんぜん売ってません。
唯一見つけたIEC60320-C14からIEC60320-C6に変換する長さ3mの延長コードがあったので、それをポチりました。
このケーブル、PVC被覆が中途半端にツヤッとしてて薄い中華電線に特有のやつです。皮剥きするときの頼りなさがなんとも…
今ひとつ信用がおけないので国産のVCTF電線を使いたいんですけど仕方がありません。
このケーブルのIEC60320-C14側を切断し、医用3Pコンセントプラグに付け替えて改造しました。





L型医用コンセントプラグはケーブル引き出し方向を45度ずつ変えられるので、壁コンセントからのじゃまな飛び出しがなく2口の3Pコンセントにも同時に挿せるところが気に入っています。
KEFは真面目気質なので電源アースを取るよう説明書に記載されています。私もマジメちゃんですので、メーカーのいうとおりに3芯ケーブルでアースにも接続します。
（オーディオ的には家のコンセントアースに接続するメリットはない気がしますよ）

パーツが手に入らず電源ケーブルの自作に苦労したというネタでした。